のののののーと

30代後半から将棋で初段を目指すブログ

自戦記 対角交換四間飛車

こんにちは ののの です。
今日は7月29日に対局したもりっくさんとの一戦をふりかえります。

▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △8八角成 ▲同 銀 △3二金

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このタイミングでは珍しい気がする金あがり。実はこの対局はこの日の二戦目でした。一戦目も もりっくさんは同じ戦法を使ってらっしゃったので身構える事もなく駒組みがすすみます。

▲4八銀 △4二銀 ▲6八玉 △4四歩 ▲4六歩 △4三銀▲4七銀 △4二飛

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戦型はもりっくさんの角交換四間飛車、通称KKSに決まりました。
振り返ってみると△3二金が早く後手が向かい飛車に振りなおすのには手数がかかるので、▲4六歩や▲4七銀はあとにまわしても良かったのかもしれません。

▲5八金右 △6二玉 ▲2五歩 △3三桂▲9六歩 △9四歩 ▲7七銀 △7二玉 ▲7八玉 △6二銀▲6八金上

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お互い玉周りの整備を行い、先手ボナンザ囲い 対 後手三手囲いになりました。
この時点では未知の領域ながらも満足な展開だったのではないかと思います。
△5四銀 ▲7五歩

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△5四銀に欲張って7筋の位をとりましたが、これが悪手だったと思います。

△4五歩 ▲同 歩 △同 銀▲4八飛 △4六歩 ▲3八銀 △3九角

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後手は守りの整備を終えて△5四銀と繰り出したわけですので、当然仕掛けてきます。
こちらは悠長に守りを固めている場合ではありませんでした。
受け止めれるかと思ったのですが、△3九角が見えていませんでした。この時点でだいぶこちらが悪いのではと思います。

▲7四歩 △5四銀▲4九銀 △4八角成 ▲同 銀 △7四歩 ▲7六銀 △2六飛

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それでもなんとか飛車角交換に落ち着いたので角を使って端を狙おうと思い、その前に左の桂馬を跳ねようと銀をまっすぐたったのがまたまた悪手でした。
図の△2六飛がぴったしすぎます。変えて▲6六銀、▲8六銀、▲5六角などのほうが良かったと思います。

▲5六角 △4七歩成 ▲同 銀 △2九飛成 ▲3四角 △1九龍
▲9五歩 △7五歩 ▲7三歩 △同 銀 ▲8五銀 △7六桂

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精一杯くらいつこうといろいろやってはみるもののここで楔の桂が激痛です。
うけようにもどこを受けていいものかわかりません。

▲7四歩 △8二銀 ▲2四歩 △8八香 ▲4九歩 △同 龍

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最後のお願いと▲4九歩を打つと△同龍と取ってくれました!
▲6九角成 △同玉 ▲1六角と王手龍取りがかかります!
しかしそこまでわかっていながらさらに一発を狙い欲張って単に▲1六角と打ってしまいます。

▲1六角打 △8九龍 ▲7七玉 △4三金 ▲2三角成 △7九龍▲7八金 △6五桂 ▲8六玉 △7八龍 ▲4四歩 △6八桂成▲4三歩成 △7六金 ▲同 銀 △同 龍 ▲9七玉 △9六銀
まで78手で後手の勝ち

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さすがにそれは許してくれることもなく、その後は寄せきられてしまいました。

素直に61手目に▲6九角成△同玉▲1六角としとけばまだやれたのかも知れませんが、局後に△2五角の返し技があり龍を抜いたのしてもやはり厳しい状況だったのではないかと思います。

対戦してくださった もりっくさんありがとうございました。