自戦記 対早石田

こんばんは のののです。
今日は将棋倶楽部２４の東京道場での一局を振り返ろうと思います。
▲２六歩 △３四歩 ▲７六歩 △１四歩

ののの の先手ではじまりましたけどいきなり怪しげな手です。
端角中飛車かなぁ？と思いながら端歩には挨拶をしかえします。
▲１六歩 △３五歩

あー。なんかこういうの嫌いなやつですね。ここで６八玉とあがれば先日振り返った石田流対策と似たような形になるのですが、のののは端が入ったためすっかり飛んでしまっていました。

▲２五歩 △３二飛 ▲６八玉 △３六歩

急に開戦しました。喧嘩っ早いなぁと思いながら同歩ととりました。

▲同　歩 △８八角成▲同　銀 △５五角 ▲７七角 △２八角成 ▲同　銀 △３六飛

ここで▲３七歩で受けると△２六飛に▲１五角がないのが端歩を突きあった効果なのかーと思いながら▲３七銀とあがるとどうなるんだろう？とおもいつつ、せっかく７七に角を打ったので成りこみました。

▲１一角成 △３八飛打 ▲同　金 △同飛成 ▲５八香 △２八龍▲２一馬 △３二銀 ▲２二馬 △２九龍

ここまで進むと、なんかやれてそうな気がするけどよくわかんないなぁと、なんとかして左辺に風穴あけないと懐が広いなぁとおもいながら結局▲１一飛と右から攻めることにしました。

▲１一飛 △２一銀打▲同　馬 △同　銀 ▲同飛成 △３一金打 ▲２三龍 △３二金直
▲１二龍

なんか優位になってきたとおもった矢先、この▲１二龍が不用意でした。
△４五角

なんとも怪しげな手です。龍を逃げると△６七角成から△６九龍と攻められてしまいます。が、さすがに駒が不足しているだろうと龍を一段目に効かせながら逃げました。

▲１一龍 △６七角成 ▲同　玉 △６九龍▲６八歩 △５五桂 ▲５六玉 △６八龍 ▲８六角

龍取りを見せながら５三の地点をにらむ角打ちと思ったのですが、今思うとあまりいい手じゃなさそうな気がしてきました。

△６七龍▲４六玉 △４七桂成

この桂成で勝ちになったと確信しました。後手は明らかに攻め駒が不足しています。

▲同　玉 △３一歩 ▲５三角成 △５二金右▲７一馬 △５六金 ▲３六玉 △５五金 ▲５三銀

ふと見れば金を全部取られて銀を全部取っていました。
ここでは詰みがありそうだなとは思ったのですが、こちらの玉は詰まないので必至をかけました。局後考えてみたのですが、▲２四角から詰んでいそうです。

△同　金▲６二銀 △４二玉 ▲５三銀不成△３三玉 ▲２四金
まで65手で先手の勝ち

同金と取ってこられたので、即詰みに討ち取りました。
苦手としていた早石田に正面からぶつかって勝てたのはよかったですが、要所要所で手拍子で指す癖が出ていたように思います。また頑張ります。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。