自戦記 力戦

こんにちは のののです。
今日は８１道場での一局を振り返っていきます。
▲２六歩 △３四歩 ▲２五歩 △３三角 ▲２六飛 △４四歩▲８六飛

これはどういった戦法なんでしょう・・？どうしても飛車を振らせたくない作戦？
意図がよくわからないので困ってしまいました。
△９四歩 ▲９六歩 △４五歩 ▲９七角 △４二銀▲１六歩 △１四歩 ▲３八銀 △４三銀 ▲６八金 △４四銀▲４六歩

どういった駒組みを作ればいいのかもわかりませんが、なんとなく盛り上げていったところで仕掛けてきました。取っても何もない気がするんでとりましたけど、なにかあるのではと内心ドキドキしてました。

△同　歩 ▲５八金上 △７二金 ▲４六飛 △６二銀▲２六飛 △７四歩 ▲４七銀 △７三桂 ▲５六銀

とりあえずぽい駒組みを作って、このまま押し上げていって飛車は一度引いて地下鉄的な感じで使おうかなと思っていると銀が出てきて飛車の横効きが止まったのでここから△９五歩としかけました。

△３五銀▲２八飛 △９五歩 ▲３六歩 △９六歩 ▲８八角 △９七歩成▲同　桂 △３六銀 ▲２四歩 △同　角 ▲２二歩 △３三桂

仕掛けの是非はいかがなものか・・・２歩得することには成功しました。この場面では△３三桂にかえて強く△９六歩と打つてもあったかもしれません。

▲２一歩成 △９六歩 ▲２二と △９七歩成 ▲同　香 △同香成▲同　角 △２五桂

先ほど跳ねた桂を跳ねて△３七桂成をめざします。かえて△９二飛もあったと思います。以下▲９八歩と受けてこられて△９六香とか打てば成香が敵陣に進入できそうでした。

▲４九香 △４七歩 ▲同　銀 △２七香▲３八飛 △３七桂成 ▲同　桂 △２八香成 ▲同　飛 △３七銀成▲２五飛 △４七成銀 ▲同　金 △４六歩 ▲同　金 △３八銀▲４五飛

順調にせめていた気がするんですけど気がつけば劣勢？逆転？みたいな感じになっていました。途中の△２八香成に変えて△２六桂とかで重そうですけどちょとづつつぶしていくほうが良かったです。この場面ではどうすればいいかわからなかったです。

△３三桂 ▲４三飛成 △４九銀成 ▲６九玉 △４二香▲３四龍 △４六角

捌けた風になりました。以前ピンチはかわらなさそうなのですが、駒割は金桂得なのですが、こちらは遊びゴマが多すぎます。ここから一気に攻め込まれます。
▲４三歩 △１九角成 ▲４二歩成 △同　金▲４三歩 △５二金 ▲９三歩

４筋から歩で攻められて困っていました。図では▲９三歩に変えてと金を活用したり▲３三龍などでとても困っていたのではと思います。
△８五桂打 ▲８六角 △６五桂▲６六銀 △７五香

こちらの反撃のターンが回ってきたので桂馬と香車でせめてみます。７三にいた桂馬を活用したかったので７筋から攻めてみました。
▲７六歩 △７七金

△７五香は△７七香成と走るために設置したのでここは金を打つのではなくて同歩でよかったのではと思います。
▲７五歩 △６八金 ▲同　銀 △７七金 ▲６五銀 △６八金 ▲同　玉 △５五馬▲７六銀 △７七銀 ▲５八玉 △８六銀成

角を取り▲３三龍を防げるように馬を５五に引くことができたのですが沢山駒を渡してしまいました。ここでは多少悪いながらも何かあるんじゃないかと思っていました。

▲４二金 △６一玉▲５二金 △同　玉 ▲４二歩成 △６一玉 ▲４九玉 △４八歩

少しずつ玉を囲まれていき▲４九玉と成銀もはずされてしまいました。が、あきらめてはいけないと思いとりあえず叩いてみます。特に狙いもあまりなかったのが正直なところです。
▲５八玉 △２五角 ▲同　龍 △同　桂

玉が逃げたので王手龍取りに角を打ち込んで盤上から龍を消しました。この時点では攻めにはあまり効いてなかった龍でしたが守りにとても効いていたので角を渡すリスクはありますが詰まされたら仕方がないと思っていました。

▲９二銀

▲９二銀と詰めろをかけてきました。△同飛だと▲同歩成がまた詰めろです。
今度はこちらが詰ましに行く番です。

△９八飛▲６八桂 △同飛成 ▲同　玉 △７七桂成 ▲５八玉 △６八金▲４八玉 △３七桂成 ▲４九玉 △４八歩 ▲３九玉 △２七桂▲２九玉 △２八成桂
まで128手で後手の勝ち

詰みましたー。詰んでいたかどうかはわからないのですが、△９八飛に▲６八桂だったので詰ませることが出来そうだと思ったので飛車を切って詰ませにいったのですが、無事詰ますことが出来たので良かったと思います。
本局は力戦となりかろうじて勝つ事が出来たのですけど、力戦の場合は駒組みや攻撃態勢などの指標など構想をもうしっかり持つことが大事になってくるような気がしました。

最後までお付き合いありがとうございました。