指す将順位戦記 対中飛車
こんばんは のののです。
今日は先日行われた指す将順位戦Ｂ４七回戦を振り返ろうと思います。
(将棋倶楽部２４の仕様上Ｒが４００離れると自動的に後手となってしまうため公認ゲストでログインしました。その際名前は長くつけてしまったので今回の局面図で持ち駒が少し切れてしまっています。見づらくなってしまい申し訳ございません。)
▲２六歩 △３四歩 ▲７六歩 △５四歩 ▲２五歩 △５二飛
指す将順位戦はあらかじめ相手が決まっているので事前にどのような将棋を指すのかがチェックできます。今回は２４をメインで使っていらっしゃるかたではなかったので東京道場の棋譜はなかったのですが、ここまでの指す将順位戦の棋譜をみて中飛車で来るであろうと予測はしていました。
先手を取れたのでここから超急戦も考えたのですが、超急戦は受けないタイプだったのでどうしようかなと様子見で▲４八銀とあがりました。
▲４八銀 △６二玉 ▲６八玉 △７二玉 ▲９六歩 △８八角成
このタイミングで角交換してきました。
聞いてないです。予想外です。
▲同 銀 △２二銀 ▲７七銀 △３三銀 ▲５八金右 △８二玉▲９五歩 △７二銀 ▲７八玉 △５五歩 ▲７五歩
困ったときは安定(はしてない)と信頼(好きなだけ)の玉頭位取りです。
△５六歩▲同 歩 △同 飛 ▲５七銀 △５二飛 ▲５六歩
後手は美濃囲いですが、９筋７筋の位をこちらが取っているためなかなか発展させるのが難しいです。なのでこちらは持久戦、ゆっくりした戦いを求めます。
△２二飛▲７六銀 △２四歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲６六角
どこかで何かをミスしたかな・・。二筋から攻めこまれてちょっと困ったことになったぞと思っていました(指し終わった後に▲７六銀はこのタイミングで入れる必要はなかったと気づきました。)。ここでは▲６六角と▲７四歩で迷いましたが▲６六角を選択。
△３三角▲同角成 △同 桂 ▲６六角
おかわりの角で次の▲２五歩が厳しいのです！
△２五歩 ▲７七桂 △３二金
よって、△２五歩と受けてきましたがかえて△２七歩がありました。▲同飛だと△５四角がありますし逃げるしかありませんでした。その後２四の銀を移動させようと△３二金ですが、現状後手の飛車先が重く守りは片美濃、手番はこちらなので指しやすくなったかなと思っていました。
▲６五銀 △３五銀 ▲７四歩 △同 歩 ▲７三歩 △同 玉▲５五角 △６四角 ▲８五桂 △８二玉
▲７三歩に同玉なのも驚きましたが▲５五角に△６２玉なら香をとりながら角が成れて優勢だとは思いますがまだまだな将棋だと思っていました。
▲６四銀 △同 歩▲同 角 △７三桂 ▲同桂成 △同 銀 ▲５三角成
駒が捌けて馬になれて先手優勢です。
△６二金▲５四馬 △５三歩 ▲５五馬 △４四銀 ▲６五馬 △２六歩
しかし馬を追われて二筋の攻めがひたひたと迫ってきます。
▲２三歩 △同 飛 ▲８五桂 △６四歩 ▲７三桂成 △同 金
ゆっくりしていると何がおきるかわかりません。ので一気に決めにいきます。
▲７四馬 △２七歩成 ▲７三馬
▲７四馬に△同金なら▲４一角の予定でした。ここでは▲４一角の筋に気を取られすぎていました。▲７三馬の局面では▲７一銀という手がありました。感想戦で観戦の方に▲７一角を指摘されてなるほどと考えてみたのですが、▲７一銀のほうが△７２銀▲８一角△６一玉▲７三馬と進んだときに△５二玉に▲６三角成からの詰みがある分勝るのではと思います。
△同 玉 ▲７四歩 △６二玉▲４一角
待望の▲４一角が打てました。あとは包むように寄せるだけです。
△５二銀 ▲７三金 △５一玉 ▲３二角成
まで83手で先手の勝ち
ここで投了となりました。最後は挟撃を気づけてきちんと寄せることが出来てよかったと思います。
指す将順位戦はこれで４勝３敗となりました。残り４局を全勝だと入れ替え戦には残れるので一局一局頑張っていこうと思います。
対局してくださったスカイさんありがとうございました。
